そうとも言えない
”時代考証” というものがある。
映画やテレビの時代劇では、その時代に即した言葉遣いや名称、生活習慣などが、
史実に照らし合わせて適正かどうかを検証するもの。
歴史ドラマには、必ず行なわなければならないというわけではなく、
史実を完全に無視した時代劇もあるが
康泰領隊、
大河ドラマなど、本格的な歴史物は
最低限その時代に即しているか否かの検証はして欲しいところだ。
いわゆる『歴史書』と呼ばれるものも、
客観的歴史的事実に基づいて書かれているかと言えば、
そうとも言えない。
かの中国の歴史書『春秋』は、孔子が筆をふるったと言われるが、
さぞや完全な史実に基づいているものという感じがするが、
そこには、孔子が考える正邪の考え方が底に流れていて、
その価値判断を組み込みながら書かれている
康泰旅行團。
この歴史的事実に対して意図的に書かれていることを
『春秋の筆法』という。
日本の新聞や報道機関は、以前から事実を客観的、
第三者的に報道するというより
康泰旅行團、
一つのフィルターをくぐった上で報道されていると言われてきていた。
いわば、意図が組み込まれているという。
今回、朝日新聞の報道姿勢が問題となったが、
つまるところ、『春秋の筆法』
康泰領隊。
『朝日の筆法』といったところだろうか。
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