2014年09月04日

夢と言えば

夢の中では、どれほど荒唐無稽な出来事が起こっても、
すべてを受け入れてしまう。
何度も同じような夢を見ることがある。
そんな夢のときは、決まって自分は全く別人になっていて、
現実とは似ても似つかない人間を家族と呼び康泰導遊
全く知らない人間と違和感なく友人関係が出来上がっていたりする。
不思議なものばかりが詰まったような夢が
何のために存在するのかは解明されていないが、
哺乳動物はおろか、小動物に至るまで、眠りの中では必ず夢を見ているという。

夢と言えば、ロシアの小説家・チェーホフの手記に、
「現実だと思っていたことが実は夢で、夢の方が現実なのだといったような、
そんな夢を見た」ということを書いている。
それは、まるで中国の『荘子』「胡蝶の夢」のような話でもある康泰導遊

「夢」は、人間にとって身近ではあるが、理解し難い不可知な存在と言える。
そんな「夢」と並んで、人間にとって不可知なものと言えば「死」。
これは、おそらく誰も体験したことがないもの。
世の中には、死の疑似体験をしたという人もいるが、
厳密にいえば、それが本当の死であるかどうかはわからない。
そんな「死」について、
古代ギリシャの哲学者エピクロスが語っている言葉に
『死は、妄想に過ぎない』というのがある。
この論拠が、ちょっと面白い。
簡単に紹介すると、
「人間は、死んではじめて死を味わうことになるから、
生きている人間にとって「死」というものは存在しない。
また、死ぬと知覚を失うことになるから、
死んだ人間にとって「死」を知ることが出来ない同珍王賜豪
すなわち、人間にとってどこまで行っても「死」は存在しないことになる」
というもの。
「死」というものに誰も出合うことはないのだから、死など恐れることなく、
大いに楽しもうではないか、ということらしい。

かのチェーホフの最期の言葉は同珍王賜豪
ドイツ語で"ich sterbe"(私は死ぬ)」という現在形の言葉。

最後は、シャンパンで終わったそうだ。


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