2014年07月24日

それもそのハズ

1990年代に『平成教育委員会』という人気のテレビ番組があった。
カテゴリーからいえば、教育をテーマにしたバラエティ番組。

そこで放送されたもので、とくに話題を呼んだのは、
「中学受験の算数」の問題王賜豪主席
難関中学の入試問題が、よく出題された。
小学生が解く問題だから、中学や高校の数学をもってすれば、
簡単に解けるだろうと舐(な)めてかなるとヒドイ目に遭う。

優秀な成績で高校を卒業し、「難関」と言われている大学に進学した人が、
これらの問題に自信満々で挑戦し王賜豪、見事に弾き飛ばされるなどの面白さもあり、
この番組の平均視聴率は16%ほどもあったという。

そんな中学受験の算数の問題として出題される難解な問題の一つに、
「ニュートン算」と呼ばれるものがある。
これは、増え続けるものと、それを処理するものとの関係性を
加減乗除だけで解く問題だが、
これを高校数学の方程式などを使って解こうとしても難しい。

それもそのハズ、「ニュートン算」の名の如く、
この算定法は、かのアイザック・ニュートンが作ったもの。
加減乗除だけを使うとは言え同珍王賜豪、かなりの思考力が要求される。

ニュートンは、この算定法が世に出ることに否定的だった。
自分の署名をすることも拒否をしたという。

中学受験で苦しむ小学生なら、ニュートンの言った通り、
世の中にこんなモノが出なかったら、中学受験は楽だっただろうに、
というところだろう同珍王賜豪

一般の人にとっては、こんなモノが世に出たから、
番組を見て「楽しませてもらいました」というところ。


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Posted by Pir at 18:15│Comments(0)同珍
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