2014年10月03日

そうとも言えない

”時代考証” というものがある。
映画やテレビの時代劇では、その時代に即した言葉遣いや名称、生活習慣などが、
史実に照らし合わせて適正かどうかを検証するもの。

歴史ドラマには、必ず行なわなければならないというわけではなく、
史実を完全に無視した時代劇もあるが康泰領隊
大河ドラマなど、本格的な歴史物は
最低限その時代に即しているか否かの検証はして欲しいところだ。

いわゆる『歴史書』と呼ばれるものも、
客観的歴史的事実に基づいて書かれているかと言えば、
そうとも言えない。
かの中国の歴史書『春秋』は、孔子が筆をふるったと言われるが、
さぞや完全な史実に基づいているものという感じがするが、
そこには、孔子が考える正邪の考え方が底に流れていて、
その価値判断を組み込みながら書かれている康泰旅行團
この歴史的事実に対して意図的に書かれていることを
『春秋の筆法』という。


日本の新聞や報道機関は、以前から事実を客観的、
第三者的に報道するというより康泰旅行團
一つのフィルターをくぐった上で報道されていると言われてきていた。
いわば、意図が組み込まれているという。

今回、朝日新聞の報道姿勢が問題となったが、
つまるところ、『春秋の筆法』康泰領隊

『朝日の筆法』といったところだろうか。  


Posted by Pir at 11:51Comments(0)life康泰導遊